福島第一原発の収束に向けて
2015-03-10
一日前の今日、テレビでも他のメディアでも東日本大震災4年目の報道がされていますが、日本中の人々がそれぞれに当時のことを思い出していることと思います。
社長は当時セメント工場解体の下見の最中で、一瞬のうちに舞い上がった白いセメント粉で何も見えなくなり、周りでは建物の崩れ落ちる音が響き、これでもう終わりかと思ったそうです。幸い工場の担当者の方々が探しに来て出口へ案内して下さった為、やっと一息つくことができたとのこと。全身粉だらけで帰ってきたことを思い出しました。しかし現地で津波に巻き込まれ、またご家族を失った方々に比べればこのような体験はもちろんその足元にも及びません。
震災4年目を迎えた今一番強く記憶に残ることは、当時福島第一原発の対応に身を呈して対応された方々のことです。そして今尚、私たちの国の為に前例のない困難な作業に取り組み続けておられる方々のことです。
「原発の火を鎮めんと出づる人 阿修羅のごとく 菩薩のごとし」
頭の下がる思いで当時こんな句が浮かびました。
この方々のご尽力が一日も早く実を結びますよう、祈っていただければ幸いです。
祈りは、特に多くの方々による祈りは、必ず叶えられると信じるからです。
ご協力ありがとうございます!